行政書士の資格
行政書士の資格は「カバチタレ!」で有名になった!
行政書士の資格は国家資格であり行政書士法にその根拠を持ち、監督官庁は総務省(旧自治省)です。
近年、社会保険労務士の受験資格を得たり弁理士の科目免除を受ける為に行政書士資格を取得するものが増加し、試験の難度化が進んでいます。
法定の除外事由がないのに、行政書士資格者でない者が官公署に提出したり、権利義務に関する法律書類を作成することや、行政書士と類似の名称を使用することは、以下のとおり行政書士法により原則として禁じられています。
行政書士になるには、「行政書士となるための資格」を有する者が、日本行政書士連合会の行政書士名簿に登録を受けなければなりません。
行政書士となるための資格は行政書士試験に合格した者(行政書士法第2条第1号)、弁護士、公認会計士、税理士、弁理士の資格を有する者です。
かつて行政書士は、他の国家資格と比較して難易度は低く、長年法律系国家資格の「登竜門」として扱われてきました。
行政書士国家資格試験は、法科大学院構想、また資格制度自体の見直し議論があったことなどによる状況変化により、ここ数年で試験内容は著しく難化しています。
新試験制度に移行した平成18年度は、行政書士国家資格試験難易度では依然として隔差があるものの、論理的思考を問う司法試験の短答式試験(択一試験)に類似した形式で出題されました。
従前は、行政書士国家資格試験は幅広い分野の法律の基本を問う問題が出題されましたが、ここ数年は幅広いだけでなく、より深い法律知識や論理的思考が要求される問題に移行してきています。
行政書士国家資格試験申込者数は、平成11年度まで4万人程度で安定していましたが、週刊モーニングに「カバチタレ!」が連載されたことによる影響で受験者は9万人程度まで増えました。
また、行政書士国家資格試験申込者数はドラマ版「カバチタレ!」が放送された平成13年に国家資格試験申込者数が2万人程度増えていることから「カバチタレ!」の影響の大きさが伺い知れるところです。